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三重・畿央新都構想 新都建設の基本方針


1高速交通網整備方策効果

国会等移転審議会で指摘された高速交通網整備の課題に対応し、首都機能を担うために「東京・全国とのアクセス」、「関西国際空港・中部国際空港とのアクセス」、「関西圏・中京圏の大都市とのアクセス」をさらに充実することが必要です。 当地域では、既存の新幹線、高速道路、JR在来線、私鉄線に加えて、第二名神高速道路の整備が進められており、中央新幹線の整備も見込まれるなど、非常に高い水準の高速交通体系を構築することが可能です。

整備方策

新都市の街開きまでに、以下の整備を行うことが適切です。

○ 高速交通網の軸となる中央新幹線の整備について名古屋〜大阪間の先行整備
○ 東海道新幹線と草津線の交差部に既に整備構想のある(仮)びわこ栗東駅を設置し、(仮)びわこ栗東駅から新都市に新幹線(約25km)を整備

新都市の成熟段階では、中央新幹線が全線整備されることにより、東京・全国との交通利便性が飛躍的に向上することから、これを軸としてより水準の高い高速交通体系が構築されます。


  高速交通網整備の模式図  
高速交通網整備の模式図

効果

新都市の街開き段階では以下の効果を得ることができます。

○東京に日帰り可能で、全国からもアクセスしやすくなります
 経済の中心である東京へ複数のルートで余裕をもって日帰り可能となります。(中央新幹線ルートで106分、東海道新幹線ルートで135分)
○2つの24時間国際空港が利用しやすくなります
 24時間運用の関西国際空港、中部国際空港へ、中央新幹線を利用して東京〜成田空港間よりも格段に短い所要時間(50分前後)で結ばれます。
○関西圏・中京圏の大都市がさらに近くなります
高次都市機能が集積し、ともに首都機能を支える大阪、京都、奈良、名古屋に複数のルートにより10〜40分で結ばれます。
新都市の成熟段階では、中央新幹線の全線整備によって、東京をはじめとする国内主要都市や両国際空港への時間は大幅に短縮され、また、東京〜新都市〜大阪間の高速交通網の二重化によってリダンダンシーが確保されます。


アクセス時間改善効果
イメージ


域内交通網

高速交通網との接続強化、周辺の中小都市の機能の活用などの観点から、鉄道系では草津線や関西本線等、既存鉄道の整備の高度化を図るとともに、国会が配置されるクラスターとびわこ空港及び各クラスターを結ぶ新線の整備を行い、また道路系では各クラスターやびわこ空港等を結ぶ連絡道路を整備するとともに、第二名神高速道路、名阪国道を活用したクラスター間や周辺地域を循環する高速バス路線を整備することが適切です。

さらにクラスター内では、利便性が高く、環境に配慮した公共交通中心の交通 体系を構築するため、交通需要マネジメントの考え方の導入ITSや高齢者、障害者にも配慮したLRT、コミュニティバスの整備、カーシェアリング等の導入を図ります。

注)
ITS(Intelligent Transport Systems)
自動車などに渋滞や交通規制の情報を提供したり、安全運転の支援を行う次世代交通 システム
LRT
高齢者に配慮した低床化を行うなど、総合的な交通 システムとして整備された高性能の路面電車
コミュニティバス

一定の地域内を地域住民の足として車両や運行形態、運賃を工夫し、利便性を高めたバス
カーシェアリング

個人ではなく共同で自動車を所有し、必要に応じて使用することにより自動車所有の費用を節約し、不要・不急の交通 量を抑制するシステム